- 2014.06.18 Wednesday
自然のままに生きる2
フェレットは野生のイタチのように獰猛な肉食獣なの?
さて、どうでしょう?
確かにお肉を必要とする生き物だから、肉食であることは明らかです。
そして体の大きさの割に強い顎を持っているので、大きさの割でいえば獰猛なのでしょう。
でも毎日目も当てられないほど血をしたたらせてお肉を食べる生き物なのでしょうか?
程度の違いはあれど、そもそもネコさんもワンちゃんも肉食です。
でもドメスティックな環境にいる子たちは、そんなおぞましい食事はしていないですよね。
それはどうしてなのかしら?
ネコさんもワンちゃんも、
どんなに広いお部屋を用意したって、疲れるまでいっぱいお散歩をしたって
自然の環境で生きるほどの運動は不可能です。
(去勢・避妊を考慮しても太っている子が多いのが第1の証拠!)
そもそも自然下に生きる肉食獣は、大抵の場合楽しんで体を動かしているのではないでしょう。
彼らの日常の多くは命を懸けて走り回っています。
食べるのも遊ぶのも寝るのですら、逃げたり戦ったりしなければならない緊張を伴う生活です。
はた目にはイキイキ見える彼らの生活は、実はキリキリギスギスしているのかも知れませんね。
ですから自然下での生活は健康をどうこう考えている場合ではないのです。
とにかく高カロリーな食べ物が必要で、安全のための新鮮さが・・・血をしたたらせ・・・ですよね。
でもそんな獲物に出会えなければ、飢えを我慢し続けるか他の何かを口にするしかありません。
その他の何かすら見つけられない場合は、
弱いものや赤ちゃんを食べる共食いか、それもなければ餓死しかありません。
自然って情け無用でハードですよね。。
・・って、でも?!
これってかなり人里離れた自然の環境ですよね。
もっと身近な野良ネコさんや、屋根裏のイタチさんはどうでしょう?
本当に腹ペコな野良ネコさんは肉でも野菜でもパンでも残飯を食べちゃいます。
少々田舎であれば田んぼのカエルくらいは食べられそうですが、
都会ではほぼゴミとしか言いようのないものだって食べなきゃいけないのが現状です。
(満たされていると野良ちゃんでも口がうるさくなるのがネコさんで、拾ってみたら「話しちゃうや〜ん」って泣くママパパはたくさんいらっしゃいますけどね 笑)
ではチョウセンイタチなどいわゆる害獣とされているイタチはどうでしょう?
フェレットママパパさんだけでなく、本当に世間一般に誤解されているようですが、
イタチは家畜ばっかり襲う生き物ではありません。
普通に農作物を荒らしますし、先に挙げたネコさんと同じような残飯もペロリです。
しかもネコさんより小さい体を生かして建物の中にも浸入できますし、
ネズミさん以上の体格と顎パワーがありますから、
お店のパンやお菓子などドンドン持って行ってしまうそうですヨ♪
(想像したら・・・秘密基地に何でも持っていくフェレットさんとかぶって思わず「♪」つけちゃいました^^)
ながらくフェレットママパパをしていて、そんな情報をきいたことがないって方もいらっしゃるでしょう。
それはイタチによいイメージをもってネットサーフィンされるからです。
例えば「イタチ 被害」「イタチ 害獣」などで検索されてみてください。
(余談ですが・・・壁や屋根裏の生活ぶりがあまりにもフェレットさんと同じな画像に出会えるのでチョットほっこりします^^)
だからイタチはあなたのお家のまわりでも生きのびて、害獣とまで言われてしまうのです。
さて、田舎であれ都会であれ、野生(自然下)での生活をどう思われましたか?
テレビで観るような格好のよい生態が、ごく一握りの生き残りだと気づかれたでしょう。
たくさん生まれても大人まで生き延びられる子はいったい何匹いるでしょう?
見えないところには飢えだけでなく、獲物にされしまったり、病気になったり、
骨折したり、腐ったものを口にしただけで命を落とす子もいるのですよね。
またこれらから種を守るため、生き抜く危険が多い動物ほど多産なのはご存じでしょう。
このように実は思うほど長く生きられないのが自然下であり、野生の生き物です。
図鑑などで紹介されている寿命は平均寿命でないとご理解いただけましたでしょうか。
そこに書いてあるのはある程度生き抜いた子の寿命なのですよね。
これらをふまえてあなたのフェレットさんをどう考えられますか?
安全で身の危険どころか緊張感のない生活
狩りをしなくても時間になればゴハンがでてくる生活
共食いなんてありえなーーーーい!!
こんな生ぬるい環境であれば、血をしたたらせ・・・な高カロリーは必要ありません。
もし与えたとしても始めのうちは喜ぶでしょうが決して長続きしないはずです。
だってそんなにカロリーは必要としないし解毒の術がありません。
解毒?!?!
獲物を食べることで獲物のお腹にある消化物を・・・ってお話しがありますが、
いえいえ野生のお食事はそれ以前にもっとストレートに副食材を口にしていますよ。
(だって内臓残す子だったら副食材はとれないもの〜〜)
自然下ではお皿に獲物は乗っていません。
土や砂、落ち葉、ホコリ、草、泥水、干からびた虫の死骸なども一緒に食べているでしょう?
ここにはたくさんのバクテリア、酵素、食物繊維が含まれています。
しかも新鮮で地産地消です。
自分の生息域と同じだからこそ、選ばずとも体がいつも触れている菌と同じものを得られます。
これが体に合わないわけがないですよね♪
(IBDのフェレットさんや、乳酸菌サプリで失敗しているママパパさんには羨ましい限り!!)
もしこれらの副食材が嫌いであっても、きれいなお水のところまで運んで洗って食べるなんてできないですもの。
自然下の彼らが必ずお口にできる副食材、解毒のキーはこれらなのです^^
でも!これでは必ずしも必要な食材全てがお口に入るとは限りませんよね。
だからこその・・・
『実は思うほど長く生きられないのが自然下であり、野生の生き物です。』なのです。
それが現実です。
さてさて♪
自然のままに生きるって、お外の暮らしの「自然のままに」は意外な世界だったのではないでしょうか。
そして野生のイタチのように獰猛な肉食獣って・・・
もはや存在しない嘘っぽい言葉になってしまわれたのではないでしょうか。
ではではココからが本題!!(笑)
お外の世界の自然はあり得ないけど、生き物として自然のままに生きたいですよね。
お家の中で自然に生きるとはどういうことなのでしょう?
次の章でまたお会いしましょう♪
さて、どうでしょう?
確かにお肉を必要とする生き物だから、肉食であることは明らかです。
そして体の大きさの割に強い顎を持っているので、大きさの割でいえば獰猛なのでしょう。
でも毎日目も当てられないほど血をしたたらせてお肉を食べる生き物なのでしょうか?
程度の違いはあれど、そもそもネコさんもワンちゃんも肉食です。
でもドメスティックな環境にいる子たちは、そんなおぞましい食事はしていないですよね。
それはどうしてなのかしら?
ネコさんもワンちゃんも、
どんなに広いお部屋を用意したって、疲れるまでいっぱいお散歩をしたって
自然の環境で生きるほどの運動は不可能です。
(去勢・避妊を考慮しても太っている子が多いのが第1の証拠!)
そもそも自然下に生きる肉食獣は、大抵の場合楽しんで体を動かしているのではないでしょう。
彼らの日常の多くは命を懸けて走り回っています。
食べるのも遊ぶのも寝るのですら、逃げたり戦ったりしなければならない緊張を伴う生活です。
はた目にはイキイキ見える彼らの生活は、実はキリキリギスギスしているのかも知れませんね。
ですから自然下での生活は健康をどうこう考えている場合ではないのです。
とにかく高カロリーな食べ物が必要で、安全のための新鮮さが・・・血をしたたらせ・・・ですよね。
でもそんな獲物に出会えなければ、飢えを我慢し続けるか他の何かを口にするしかありません。
その他の何かすら見つけられない場合は、
弱いものや赤ちゃんを食べる共食いか、それもなければ餓死しかありません。
自然って情け無用でハードですよね。。
・・って、でも?!
これってかなり人里離れた自然の環境ですよね。
もっと身近な野良ネコさんや、屋根裏のイタチさんはどうでしょう?
本当に腹ペコな野良ネコさんは肉でも野菜でもパンでも残飯を食べちゃいます。
少々田舎であれば田んぼのカエルくらいは食べられそうですが、
都会ではほぼゴミとしか言いようのないものだって食べなきゃいけないのが現状です。
(満たされていると野良ちゃんでも口がうるさくなるのがネコさんで、拾ってみたら「話しちゃうや〜ん」って泣くママパパはたくさんいらっしゃいますけどね 笑)
ではチョウセンイタチなどいわゆる害獣とされているイタチはどうでしょう?
フェレットママパパさんだけでなく、本当に世間一般に誤解されているようですが、
イタチは家畜ばっかり襲う生き物ではありません。
普通に農作物を荒らしますし、先に挙げたネコさんと同じような残飯もペロリです。
しかもネコさんより小さい体を生かして建物の中にも浸入できますし、
ネズミさん以上の体格と顎パワーがありますから、
お店のパンやお菓子などドンドン持って行ってしまうそうですヨ♪
(想像したら・・・秘密基地に何でも持っていくフェレットさんとかぶって思わず「♪」つけちゃいました^^)
ながらくフェレットママパパをしていて、そんな情報をきいたことがないって方もいらっしゃるでしょう。
それはイタチによいイメージをもってネットサーフィンされるからです。
例えば「イタチ 被害」「イタチ 害獣」などで検索されてみてください。
(余談ですが・・・壁や屋根裏の生活ぶりがあまりにもフェレットさんと同じな画像に出会えるのでチョットほっこりします^^)
だからイタチはあなたのお家のまわりでも生きのびて、害獣とまで言われてしまうのです。
さて、田舎であれ都会であれ、野生(自然下)での生活をどう思われましたか?
テレビで観るような格好のよい生態が、ごく一握りの生き残りだと気づかれたでしょう。
たくさん生まれても大人まで生き延びられる子はいったい何匹いるでしょう?
見えないところには飢えだけでなく、獲物にされしまったり、病気になったり、
骨折したり、腐ったものを口にしただけで命を落とす子もいるのですよね。
またこれらから種を守るため、生き抜く危険が多い動物ほど多産なのはご存じでしょう。
このように実は思うほど長く生きられないのが自然下であり、野生の生き物です。
図鑑などで紹介されている寿命は平均寿命でないとご理解いただけましたでしょうか。
そこに書いてあるのはある程度生き抜いた子の寿命なのですよね。
これらをふまえてあなたのフェレットさんをどう考えられますか?
安全で身の危険どころか緊張感のない生活
狩りをしなくても時間になればゴハンがでてくる生活
共食いなんてありえなーーーーい!!
こんな生ぬるい環境であれば、血をしたたらせ・・・な高カロリーは必要ありません。
もし与えたとしても始めのうちは喜ぶでしょうが決して長続きしないはずです。
だってそんなにカロリーは必要としないし解毒の術がありません。
解毒?!?!
獲物を食べることで獲物のお腹にある消化物を・・・ってお話しがありますが、
いえいえ野生のお食事はそれ以前にもっとストレートに副食材を口にしていますよ。
(だって内臓残す子だったら副食材はとれないもの〜〜)
自然下ではお皿に獲物は乗っていません。
土や砂、落ち葉、ホコリ、草、泥水、干からびた虫の死骸なども一緒に食べているでしょう?
ここにはたくさんのバクテリア、酵素、食物繊維が含まれています。
しかも新鮮で地産地消です。
自分の生息域と同じだからこそ、選ばずとも体がいつも触れている菌と同じものを得られます。
これが体に合わないわけがないですよね♪
(IBDのフェレットさんや、乳酸菌サプリで失敗しているママパパさんには羨ましい限り!!)
もしこれらの副食材が嫌いであっても、きれいなお水のところまで運んで洗って食べるなんてできないですもの。
自然下の彼らが必ずお口にできる副食材、解毒のキーはこれらなのです^^
でも!これでは必ずしも必要な食材全てがお口に入るとは限りませんよね。
だからこその・・・
『実は思うほど長く生きられないのが自然下であり、野生の生き物です。』なのです。
それが現実です。
さてさて♪
自然のままに生きるって、お外の暮らしの「自然のままに」は意外な世界だったのではないでしょうか。
そして野生のイタチのように獰猛な肉食獣って・・・
もはや存在しない嘘っぽい言葉になってしまわれたのではないでしょうか。
ではではココからが本題!!(笑)
お外の世界の自然はあり得ないけど、生き物として自然のままに生きたいですよね。
お家の中で自然に生きるとはどういうことなのでしょう?
次の章でまたお会いしましょう♪